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鶏もも肉の掃除方法(下処理)

過去に毎日100羽以上の丸鶏を捌いていた肉職人直伝😆

家庭や自分で鶏もも肉を食べる時に、わざわざ筋などを取り除いたりしないですが、お店で提供する際には掃除していた方が色々と良いです🐔

火の通りが少し早くなる(切れ目を入れたら)

噛んだ時の口当たりが筋や、骨などに邪魔されない


それではサクッと説明致しますコケコー!🐔

これが掃除前の鶏もも肉です

どれが筋と骨と脂か分かるでしょうか?

慣れればパッと見で分かるようになって、

掃除が20秒以内で出来るようになります(鶏職人)

これは膝軟骨の取り残し部分

居酒屋メニューである膝軟骨の端っこです。↑

捌いている時にたまに残ったりします。

これは骨付きももの骨をとる時に残りやすい骨

骨付きもも肉を、捌き包丁で骨に沿って半月切り的な事をする時に、骨ごと切ってしまったらこうなります

この若干黄色くて、ぶにぶにしているのは鶏脂です

鶏脂は基本的には取らなくて大丈夫です。

カロリーはありますが、旨味や甘味があります。

この真っ白な部分は筋です

このままでも問題なく食べれますが、噛んだときに少し硬く感じます。

これも分かりやすい筋です

この筋は沢山あるので、全部綺麗に取り除いたら肉の量が減るのと、もも肉の形がズタズタで見た目が悪くなります。

取り除きやすい表面は取って、中に入り込んでいる筋は1センチ間隔くらいで切れ目を入れる感じで十分です。

持つ箇所が無い場合が殆どなので、取り除きたい筋や骨の下で右側1センチほどナイフで切って、持つ箇所を作ります。

画像では逆ですが、基本は筋や骨の右側を持ち上げて、ナイフを、右から左に筋に沿わして動かします(引き切り)

出来るだけ食べるお肉をロスしないように🍗

その方が鶏も喜ぶらしいです🐔


サクッと掃除した後の鶏もも肉🐔

大体こんな感じで十分だと思います。

後は火の通りを良くする為に、全体にナイフの先端でブスブスっと切れ目を入れたり、肉用剣山みたいなのブスブスっとするのもありです。フォークでも良いと思います。

今調べたら、肉用剣山の名前はミートテンダライザーというみたいです。なんかの技の名前みたいですね😆✨

家庭では必要ないですが、一応安いやつ貼っときます↓Amazon

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筋切り器を使用することで肉の内部も細かく切れているので、調味料などが染み込みやすくなったり、調理時間が短縮します。また、刃が細かいので肉汁や風味を損なうことがほとんどありません。ジビエ等にも使用可能です。

ミートテンダライザー!

自分はハンバーガー屋で業務用ミートテンダライザーを使っていますが、高かったです。(照り焼きチキンバーガー用🍔)

歯の本数にもよりますが、たしか3000〜4000円以上しました。

洗った後も内部に水が入り込むので、ブンブン振って水をきらないと衛生面が心配なミートテンダーライザー!です😅

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